一護と朝ご飯(一護、高校生。冬獅郎、小学生)

冬獅郎がお手伝いするとキッチンが地獄絵図になるので

一護が冬獅郎の大好きなふわふわオムレツを作ってる間パンを焼くのとジュース出すのが冬獅郎のお手伝い
最初はパンがトースターから飛び出すのにびっくりしてどきどきしてたけど、やっと慣れて、食パンをトースターにセット
あとはジュースを冷蔵庫から出して……

いつも入ってる冬獅郎用のリンゴジュースがない

しょうがないから一護と同じウーロン茶でがまんすることにした
コップに注ごうとして片手じゃ持てない
(いつも一護は片手で軽々持ってた)
なんだか少し切なくなる…

両手で持ってみる……重い

ぷるぷるする両手でコップに注ぐものの重くてバランスが取れない
こつんとコップにボトルをぶつけて飛び散るお茶とコップ

『うわぁ!』
『ちょ!冬獅郎!だ…だいじょぶか!』

床に散らばった破片を見つめつつ、悔しそうに俯いている冬獅郎

お茶のひとつも入れられなかった

『冬獅郎!けがは?あーあー服もぐっしょりじゃんか!』
『……』

ガラスの破片が飛び散ったとき
バランスを取ろうとテーブルについた指に破片が刺さり少し切ってしまって
血がでていた

一護がば急いでばんそうこを指に巻いてくれた

『ほら…早く着替えてこいよ!』

服を着替えてる間に一護は床掃除をしていてくれた

ふてくされてる冬獅郎の頭にぽんぽんと手を乗せて

『ほら、メシ食おうぜ?』
『うん…』

すこうし冷めちゃったオムレツと、こげちゃったパンはあとで焦げを削って小鳥にあげようって一護が言うから、新しくパン焼いて
一護が小さいパックのジュースを出してきてくれて
二人でやっと朝ご飯

 

 

チビは壊滅的に料理が下手だといい
塩と砂糖を間違える以前に
調味料って何?くらいでいい